研究開発体制

世界に発信する研究成果と拠点

「食」や「環境」における北海道が持つ独自性・優位性を最大限に活かすとともに、これまで蓄積してきた「健康」「医療」に関する先進的な知識と技術を活用し、健康科学・医療融合拠点の形成を目指し、「素材系」「評価系」「医療系」3つの柱それぞれにおいて、産学官が連携して研究開発に取り組んでいます。また、その研究成果は国際的な研究拠点の形成につながっており、健康科学・医療融合拠点としての姿を世界に示し始めています。

健康科学・医療 融合拠点の形成

文部科学省地域イノベーション戦略支援プログラム

食の機能性 予防医療など

柱2 食の高付加価値化に関する素材系プロジェクト

  • チョウザメ コラーゲン素材[北大(水)・都木G]
  • スフィンゴ脂質/セラミド タモギダケ / セラミド [北大(先)・五十嵐G]
  • 生薬植物栽培システム[北大(農)・丸谷G]
  • マイタケ 脂質代謝改善[道総研・佐藤G]
  • ウニ 腸内環境改善[北大(水)・浦G]

柱1 食の機能性に関する評価系プロジェクト

  • 腸内細菌・脂質細胞評価[北大(農)・石塚G]
  • 抗酸化機能分析 抗酸化機能分析研究センター[旭医大・若宮G]
  • 腸管における消化・吸収 北大(保健)(先端)(薬学)[北大(保)・森山G]
  • ヒト介入試験(健康情報科学研究センター)[情報大・西平G]
  • 核内受容体 機能性評価[産総研・森田G]
  • 高度脂質分析 高度脂質分析ラボ[北大(保)・惠G]

柱3 予防医学の発展に寄与する医療系プロジェクト

  • 人獣共通感染症の治療薬・ワクチン[北大(獣)・喜田G]
  • 分子追跡陽子線治療装置など[北大(医)・白𡈽G]
  • 運動と健康[北翔大・沖田G]
  • 社会実装の場としてのコホート研究

先端的な研究開発拠点

●北海道大学病院 陽子線治療センター

世界最先端分子追跡陽子線治療装置によるガン治療

●産総研北海道センター
●ノーステック財団
 グリーンケミカル研究所(GCC)

完全人工環境制御型植物工場による医薬原料生産技術開発

●北海道大学 大学院
 先端生命科学研究院 五十嵐研究室

世界トップレベルのセラミド研究開発拠点

●北海道大学
 人獣共通感染症リサーチセンター

創薬ベンチャー企業との連携によるインフルエンザの新規予防法、治療法の開発

幅広い応用が期待できる評価拠点

●北海道情報大学
 健康情報科学研究センター

食品を中心とした、地域社会に密着したヒト臨床試験(江別モデル)の実施拠点

●北海道大学 大学院 保健科学研究院
 健康イノベーションセンター

高度脂質分析ラボを拠点とする地域・広域・国際ネットワーク形成及び食による健康機能改善を支援する新規分析技術の開発

●旭川医科大学
 抗酸化機能分析研究センター

食を基本とした新しい地域の予防医療モデルの構築

●産総研北海道センター

核内受容体による食品の機能性評価

健康の維持・促進・回復 ヘルスイノベーション展開

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